予約を受け付けないレストラン

両親を食事に連れて行く際、お店選びに少し苦労をする。お店の入口にスロープがあり、店内も車椅子のままで席につけることが大前提だ。あとは車椅子でも利用できるお手洗いがあると安心で、父が好きな日本酒の取り扱いがあれば完璧だ。郊外で周辺にオフィスや住宅もそう多くない立地の店だと、昼時でも予約を受け付けてくれるので助かるのだが、昼になると大挙してサラリーマンが押し寄せるお店などは、予約を受け付けないので利用できず残念だ。

どういう基準があるのかはわからないが、予約を受け付けないレストランというのも案外多い。人気店で予約制度がないお店は、お客がひたすら並んで順番待ちをして席に通される。それは不公平がなく、席に通された時の喜びも味わえるので、自分個人が利用するには嫌いじゃない。先日も表参道のパンケーキ屋さんを並んで利用した。そのお店が人気店なのかどうかも知らなかったのだが、他の人が並んでいるのを見たら、がぜん並びたくなったのだ。実際に利用してみて、みなが並んでまで利用したいお店だという理由が実感できた。

逆に予約してからお店に行き店内がガラガラだと、予約をしてしまった自分がお店をわかっていない残念な人のように感じてしまうこともある。席に案内されると、恭しくリザーブ席というような札まで置かれている。他にも沢山席は空いており、そばの席の他の客から、空いているのに焦って予約をしてきた勘違いの客だと思われているような気がしてしまう。そんなくだらない事まで考えてしまうから、私は本当は外食がニガテなのだが、付き合いでどうしても利用しなければならないので、お店選びや予約はいつも誰か他の人に頼むことにしている。